事業に共感したからです。
もともと僕自身が病院という空間が苦手、待つことはもっと苦手です。
加えて、当時2歳の娘がいたので、子供を病院に連れてく、待合室で子供を待たせなければならない親の気持ちも経験はしていました。
そのような患者・親としての実体験から、アイチケットのサービスがもっと世の中に拡がる必要性を強く感じましたし、その事業に自分が携われるチャンスができたことにワクワクしました。
実はコールセンター職で応募していたのですが、営業職でのオファーを頂きました。専門職としての経験もなく、むしろ苦手だと思っていた営業職でのオファーを受諾したのは、15年蓄積したコールセンター運営のキャリアを活かすことよりも、どういう仕事であれ、この事業の成長に関わりたいと言うモチベーションが勝ったのだと思います。
びっくりしたのは誰も喋らないこと(笑)
それまで、ずっとコールセンターで働いていましたので、皆さんが何も話さず黙々と仕事している様に驚きました。
真面目な話をすると、事業を成長させようという意思と同時に、従業員にとって良い会社になろうという意思を凄く感じる会社でもありました。
個の裁量権を持たせる、従業員の関係性をフラットにする、目的をきちんと伝えた上で議論する、クラウドサービスを積極的に取り入れる等、従業員が良いパフォーマンスを出せる環境を作ろうとする姿勢・意思をすごく感じる会社でした。
そういう会社だったので、入社早々に発言も行動もさせてもらえて、非常にやりやすかったのを覚えています。
入社時からは人の入れ替わりもありましたし、何より僕の役割が大きく変わりました。
今は会社の印象を規定する大きな要素として僕自身がいますので、変わった点についてフェアに語れる立場にはありません。
その前提での発言ではありますが、基本的には、今いる従業員や対面するマーケットを見た上でマイナーチェンジを繰り返しているものの、アイチケットがもともと持っている文化や価値観は変わっていないと思います。
ただし、ここ数年新卒の採用を続けてきたことで、失われつつあった若さを会社が取り戻し始めています。よって、これから若いメンバーを中心に新陳代謝が進んでいく中で、会社がよりパワーアップしていくような期待はあります。なので、大きく変わるのはこれからでしょうね。楽しみです。
わかりやすく、世の中に対して役に立つ事業をしているという事でしょうか。
今存在しているビジネスは、すべて世の為になるものだと思いますが、アイチケットのビジネスは、きっと多くの方が経験している待ち時間のストレスに関連するソリューションなので、実際に使っていただいた効果や「役に立っている感」をわかりやすく実感できるという点が魅力だと思います。
効果を実感するシチュエーションは、待合室の雰囲気や、使っていただいているクリニックのドクター、スタッフさんからのお声によることもちろんあるのですが、アプリのレビューなどで、患者様からもダイレクトに反応をいただけるというのも、患者向けアプリを提供しているアイチケットならではだと思います。
どの会社もそうだと思いますが、大小を問わず自分から行動を起こせる人にはチャンスが集まりますし、成果も出しているように思います。
あとは、小さい会社らしく、その時に応じて戦略も戦術も都度変わりますので、特定の価値観に拘泥せず、素直で環境適応力の高い方が活躍する傾向はあるように思います。
以前お世話になった方の受け売りですが、「動いて、転んで、修正する」という行動を早く・たくさん繰り返そう、ということを繰り返し伝えています。
ビジネスはアウトプットでしか評価されませんし、学校のテストのように予め答えが用意されている訳ではありませんので、とにかく行動をしてみるという事の先にしか正解も成功もありません。
アイチケットには、自分で考えて動く裁量も失敗を許容する文化もありますので、失敗を恐れずまずは行動に起こしてほしいと思っています。