「子どもの予防接種」に関するアンケート

アンケート概要

  • 調査内容:「子どもの予防接種」についてのアンケート
  • 対象者 :全世代の男女
  • 調査時期:2023年1月
  • 回答数 :1,006

まず、今回の回答者属性(性別・年代)をご紹介します。

Q.あなたの性別を教えてください。

女性:93%、男性:7%

Q.あなたの年代を教えてください。

20-29歳:10%、30-34歳:18%、35-39歳:27%、40-44歳:24%、45-49歳:15%、50-54歳:4%、55-59歳:1%、60-64歳:1%

今回は、全世代の男女を対象にアンケートを実施しましたが、特に30代~40代女性が多い結果となりました。

Q.あなたの同居家族にお子さまはいますか。

1人:37%、2人:39%、3人:18%、4人以上:6%、子どもはいない:0%
[末子の年齢] 0歳:17%、1~3歳:32%、4~6歳:20%、7~9歳:17%、10~12歳:12%、13~14歳:1%、15歳以上:1%

同居するお子さんについて伺うと、99%以上の方がお子さんと同居しており、98%が0歳~12歳までの未就学児・小学生を持つ方という結果になりました。

予防接種を受けることの多い、この年代のお子さんの予防接種について分析しましたのでご紹介します。

Q.お子さまの予防接種についてお聞きします。
定期予防接種※(ロタ・日本脳炎など)について、接種状況を教えてください。

今のところ全て接種している:86%、接種しているが、一部接種漏れがある:12%、まったく接種していない:1%、わからない:1%
※新型コロナウイルスワクチンは除きます。
※定期予防接種とは、公費で接種でき、一定の年齢において接種を受けるとされているものとお考え下さい。
「今のところ全て接種している」が86%、「接種しているが、一部接種漏れがある」が12%と、定期予防接種を前向きに考えている人が約98%という結果でした。

Q.お子さまの定期予防接種※(ロタ・日本脳炎など)について、 全て接種することをお考えですか?

全て接種する予定:93%、接種する予定だが、一部接種したくないものがある:4%、全て接種したくない:1%、わからない:2%
※新型コロナウイルスワクチンは除きます。
※定期予防接種とは、公費で接種でき、一定の年齢において接種を受けるとされているものとお考え下さい。
93%が「全て接種する予定」と回答しています。

Q.今後の定期予防接種※(ロタ・日本脳炎など)について、どのようにスケジュール管理されていますか。

母子手帳:70%、スマホアプリ:14%、紙のスケジュール帳:7%、管理していない:5%、病院の管理:3%、行政からのお知らせ:1%
※新型コロナウイルスワクチンは除きます。
※定期予防接種とは、公費で接種でき、一定の年齢において接種を受けるとされているものとお考え下さい。
95%が定期予防接種についてスケジュール管理しており、「母子手帳」が70%と、最も多い回答となりました。
また少数ですが、「病院の管理」が3%という結果から、かかりつけ医が調整しているケースがあることがわかります。

Q.今後の定期予防接種スケジュールについて、忘れそうだと思いますか。

忘れそうだと思う:35%、どちらかというと、忘れそうだと思う:37%、どちらかというと、忘れないと思う:17%、忘れないと思う:11%

「忘れそうだと思う」「どちらかというと、忘れそうだと思う」を合わせると約72%と多くの方が予防接種スケジュールを忘れそうだと感じている傾向にあります。

接種スケジュールを母子手帳で管理している人が多い傾向ですが毎日確認するものではないため、「忘れそう」と感じる人が多いようです。

Q. 「任意予防接種」についてお聞きします。
お子さまの任意予防接種※(おたふくかぜなど)について、接種状況を教えてください。

今のところ全て接種している:59%、接種しているが、一部接種漏れがある:25%、まったく接種していない:14%、わからない:2%
※新型コロナウイルスワクチンは除きます。
※任意予防接種とは、費用は自己負担で接種するものとお考え下さい。
任意予防接種について「今のところ全て接種している」が59%、「接種しているが、一部接種漏れがある」が25%と、接種を前向きに考えている人が約84%という結果でした。

定期予防接種の98%と比較すると、14ポイント低い傾向にあります。

Q.お子さまの任意予防接種※(おたふくかぜなど)について、かかりつけの医療機関でサイネージやポスター、パンフレットなどで情報を見たことがありますか。

見たことがある:72%、見たことがない:28%
※新型コロナウイルスワクチンは除きます。
※任意予防接種とは、費用は自己負担で接種するものとお考え下さい。
72%が任意予防接種に関する情報を、かかりつけの医療機関で「見たことがある」と回答。

Q.かかりつけの医療機関でワクチン情報を見たことがある、とお答えの方にお聞きします。情報を見て接種しようと思いましたか。

接種しようと思った:84%、接種しようと思わなかった:16%

任意予防接種の情報を見たことがある人のうち、84%が「接種しようと思った」と回答。

72%が「予防接種スケジュールを忘れそうだと感じている」通り、医療機関で定期的に予防接種に関する情報を発信することは、接種漏れを防ぐのに有効と考えられます。

Q.お子さまの任意予防接種※(おたふくかぜなど)について、 かかりつけの医療機関からワクチンについて説明されたことがありますか。

説明されたことがある:57%、説明されたことがない:43%
※新型コロナウイルスワクチンは除きます。
※任意予防接種とは、費用は自己負担で接種するものとお考え下さい。
かかりつけの医療機関から任意予防接種に関する情報を、57%が「説明されたことがある」と回答

この説明を聞くことによって、行動に変化はあるのでしょうか。

Q.かかりつけの医療機関からワクチンについて説明されたことがある、
とお答えの方にお聞きします。説明を受けて接種しようと思いましたか。

接種しようと思った:92%、接種しようと思わなかった:8%
92%が「接種しようと思った」と回答。

かかりつけの医療機関で予防接種に関する情報を聞くことによって接種意向が高まることがわかります。

来院者アンケートなら精度の⾼い費⽤対効果が計測できます

今回は、「子どもの予防接種」についてのアンケートを実施しました。

  • 0~12歳の子どもを持つ人の回答を中心に分析しました。
  • 定期予防接種について、93%が「全て接種する予定」と回答しており、86%が「今のところ全て接種している」状況です。
  • 定期予防接種について、約95%がスケジュール管理をしていますが、約72%が定期予防接種を「忘れそう」「どちらかというと、忘れそう」と回答しています。
  • 任意予防接種について、約84%が「今のところ全て接種している」「接種しているが、一部接種漏れがある」と、接種を前向きに考えている傾向にありますが定期予防接種(98%)と比較すると、14ポイント低い結果になりました。
  • 72%が任意予防接種に関する情報を、かかりつけの医療機関で「見たことがある」と回答。そのうち、84%が「接種しようと思った」と回答しています。「予防接種スケジュールを忘れそう」だと感じていることから、定期的に予防接種に関する情報を医療機関で発信することは、接種漏れを防ぐのに有効と考えられます。
  • 57%が任意予防接種に関する情報を、かかりつけの医療機関から「説明されたことがある」と回答。そのうち、92%が「接種しようと思った」と回答していることから、かかりつけの医療機関で予防接種に関する情報を聞くことによって、接種意向が高まることがわかります。

アイチケットTVでは、消費者アンケート調査が可能です。医療機関でのデジタルサイネージと併せることで、高精度の費用対効果を検証できます。
詳しくはお問い合わせください。

信頼度の高い情報として伝えます

医療機関の待合室モニターで流れるサイネージ。
信頼度の高い空間だからこそ、説得力のある情報として消費者に伝えることができます。
アイチケット TVのデジタルサイネージ

関連記事

  1. 「健康に関わる商品の購入」に関するアンケート

  2. 「かかりつけ医」に関するアンケート

  3. 「健康維持のための生活習慣(50代以上)」に関するアンケート

  4. 「子どもの健康管理」に関するアンケート

  5. 「ご自身の健康」についてのアンケート

  6. 「睡眠」に関するアンケート